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「ラピュタ」の世界を体感!友ヶ島はどんなところ?

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和歌山の港町・加太と淡路島の間に浮かぶ無人島・友ヶ島(ともがしま)は、ジブリ作品「天空の城ラピュタ」ラピュタ城内の様子にそっくり!ノスタルジックな雰囲気から、国内外問わず多くの観光客が訪れる人気スポットなんです!

加太港から船で20分。友ヶ島は地ノ島、虎島、神島、沖ノ島の総称で、和歌山県と淡路島のちょうど中間地点にある無人島。なかでも沖ノ島は、江戸時代から第2次世界大戦後まで、国を守る要衝として様々な建物や設備が造られ、無人となった今でも砲台や兵舎などを見ることができます。それらが朽ちかかった様子がとても神秘的で、ラピュタにそっくりと言われています。

ほかにも季節の草花が咲き、自然豊かなキャンプ場などもあり、ハイキングや釣り、キャンプなどレジャーで楽しむにはぴったり!

今回は島までの行き方や注目スポットなどたっぷりとご紹介します!

連絡船でいざ友ヶ島へ!

連絡船は2艘あり、当日乗船した「ともがしま」号と「ラピュタ」号!

まずは一路加太港へ。アクセスは電車なら約2時間半、車は大阪市内から高速道路を使えば1時間半ほどで到着。港の乗船口すぐ目の前に700円で利用できる(※2020年現在)駐車場があるので、ナビの通りに港まで行けば問題なしですね。

船は朝9時からハイシーズンは1時間ごと、冬はおおよそ2時間ごとに出航しているので注意しましょう。私は12時過ぎの到着であきらめムードでしたが、港のおじさんの計らいで何とか乗せてもらえました!ちなみに港の周りには喫茶店などお店はほぼないので、きっちり時間調整することをおすすめします。

連絡船の時刻表をチェック!(友ヶ島汽公式ホームページ)

いよいよ友ヶ島へ上陸!

船に揺られること20分。いよいよ友ヶ島に上陸!見るからに自然豊かで、マイナスイオンたっぷりの予感です…。この日は天気もよかったので、多くの人が島を訪れていました!

周囲約8kmの友が島は目的によって大きく半分に分かれ、港から見て右側が砲台や観測所などハイキングコース、左側はキャンプや草花の群生地が広がるなど、風光明媚なレジャーコースとなっています。メインスポットでもある「第3砲台跡」へ行くには右側のコースへ進みましょう。ちなみに飲み物や食事は港周辺でしか買えませんので、もし島に渡るまでに買いそびれた場合は、ここで済ませるべし!さて、本土へ帰る最終の連絡船は16時半なので、早速出発。

風光明媚な景色に心洗われる

メインディッシュは最後に!ということで、島の右側をぐるりと回って歩くことに。最初の目的地・第2砲台までは約20分の道のり。もちろん舗装なんてされていないので、歩きやすいスニーカーやトレッキングシューズがあると快適です。

放置されて久しいエンジン。朽ちた感じがまたいい雰囲気…。

風化が進んでおり全体的に崩れていますが、島の突端にそびえるレンガ造りの構造物は圧巻!

明治5年に建造されてから、現在も現役稼働中の灯台。存在感ある佇まい!

灯台のある高台からは、周囲の景色を一望!

いよいよ第3倉庫跡へ!

山道を歩くこと約2時間。アップダウンのある山道から平坦な石畳に変わったかと思えば、「第3倉庫跡」の看板が…。この場所こそが友が島で最も有名なラピュタ感を味わえる人気スポット!実は逆の順路から行くと一番最初に通るみたいなのですが、好きなものは最後まで取っておく性格なのでラストに回しました。おかげで足パンパンです…。第3倉庫跡だけ見たいという方は、港から看板に沿って近道することをおすすめします!

綺麗に均された石畳が見えると、もうすぐ倉庫跡がお目見え!

メインディッシュの第3倉庫跡!人工物に年月が加わって自然と一体になりかけた感じが、ノスタルジックな雰囲気を醸します。

ここからは最初の港まで20分程かけて下ります。港前の芝生で船が来るまでのんびり休憩…。帰りの最終便は16:30なので、余裕をもって戻りましょう。

冒険のあとは港近くの温泉で汗を流してから帰るのも良きですね!私が行った温泉は、港から目と鼻の先にある「ひいなの湯」。美肌の湯という評判通り、少しとろみのあるお湯がとっても心地良かったです!冒険の後はぜひ温泉へ立ち寄ってみましょう!

★加太温泉「ひいなの湯」公式サイト

▼友ヶ島までのアクセス

■車の場合:大阪市内から阪和道経由で約2時間30分

■電車の場合:大阪駅から最寄り「加太」駅まで約2時間。その後加太港まで徒歩約20分

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