「自然を感じたい！」「綺麗な景色を見たい！」という方におすすめ！京都北部にある日本三景の一角・天橋立は、天に昇る浮橋が倒れたという神話が残るほど珍しい景観で、世界中から観光客が訪れる人気エリアです。周辺には由緒あるお寺や温泉、ワイナリーなど楽しめるスポットが満載！
豪奢な山門が目を引く「智恩寺」へ！
最寄りの駐車場に車をとめて、最初に向かったのは「智恩寺」。天橋立に向かう道すがらにあり、市指定の文化財である山門が目を引く臨済宗のお寺です。その名の通り、知恵の神様・文殊菩薩がご本尊で、受験生や試験合格を目指す人が多く訪れる人気のスポットなんだとか。
本尊の文殊菩薩を祀る本堂・文殊堂
敷地内の松に鈴なりに吊られた扇子型おみくじが印象的！
天橋立へ上陸！
いよいよメインの天橋立へ。智恩寺からは目と鼻の先にあり、橋を2つ越えるといよいよ上陸です！
天橋立は「砂嘴（さし）」という砂などが自然に堆積してできた地形で、宮津湾の南と北の岸を約3.6kmにわたってつないでいます。有名な股覗きをするためには、南側の「天橋立ビューランド」か北側の「傘松公園」へ有料のロープウェイなどで上がればOK！天橋立駅からは天橋立ビューランドが近いのでおすすめですよ。
智恩寺から天橋立に続く旋回橋。運が良ければ水路を船が通行する際に、橋がぐるりを回る光景も見られる！
松が生い茂る砂浜といった印象
松林を抜けるとそこはもはや海！
「天橋立ビューランド」のロープウェイ乗り口。休日はかなり密なのでご注意を！
天橋立観光のあとは温泉でゆっくり疲れを癒すのもおすすめ！近場で立ち寄りやすい日帰り温泉施設がたくさんありますよ♪
天橋立新名所・ワイナリーを訪ねる！
天橋立は周辺にもおすすめスポットが点在！京都、特に丹波や宮津など北部地域はワインの生産も盛んな土地柄なんです！スマホでちゃちゃっと検索するとすぐ近くに素敵なワイナリーがっ。ということで「天橋立ワイナリー」にお邪魔してきました。地元産のぶどうを使ったたくさんのワインやジュース、それらを使ったお菓子を購入することもできます。醸造所やぶどう畑の見学もできますよ！
瓦と板張りの建物の中には、ワイン醸造所やセラー、ワインやお菓子も購入できる。レストランやパン屋さんも併設
建物の周りは一面ワイン畑！
日本の原風景・伊根の舟屋へ
ワイナリーを訪れた理由はもう1つ、実は海に面した多数の舟屋で有名な伊根町までの通り道にあるんです！
伊根町は舟の倉庫と住居が一体となった建物・舟屋が伊根湾沿いに立ち並び、国の建物保存地区にも指定されているため、年間通じて国内外から多くの観光客が訪れる人気スポット！
若狭湾を見ながら車で約40分
高台にある最寄りの道の駅からは、町の景観が一望できる！ここに車を止めて観光するのがおすすめです
古い町並みがそのまま残り、まるでタイムスリップしたかのような景観が魅力
海沿いに立ち並ぶ舟屋。今でも現役で使われているところもあるそう。指定の場所以外は私有地なので勝手に入らないよう注意！
コロナウイルスの影響で1台もありませんでしたが、レンタサイクルもあるようです。町は案外広いのでとっても便利！
散策するだけでなく、遊覧船やおしゃれなカフェなどもあって1日中楽しめます！中心部にある観光案内所でお土産を買うのもあり！
▼天橋立までのアクセス
■車の場合
大阪市内から京都縦貫道経由で約2時間30分。
天橋立の周辺には多数の駐車場があるので、よほどのことが無ければ満車で止められないということはなさそうです。近隣の駐車場情報は「天橋立観光協会」ホームページをご覧ください。
■公共交通機関の場合
JR各路線で福知山駅へ。その後京都丹後鉄道に乗り換えて天橋立駅まで。高速バスも出ているようです。詳細は「バスとりっぷ」をご覧ください。
▼伊根の舟屋までのアクセス
■車の場合
天橋立から国道176～178号線経由で約40分。
車を止めるなら最寄りの道の駅「舟屋の里伊根」がおすすめ！無料で約100台ほどのスペースがあります。ですが、舟屋までは200段以上の階段を下って15分ほど歩く必要がありますのでご注意を！
舟屋近くに止めたいという方は有料ですがコインパーキングがありますので、「伊根町観光協会」ホームページをご覧ください。
■公共交通期間の場合
京都丹後鉄道「天橋立」駅または「宮津」駅から路線バスで約1時間。バスの行き先は「経ヶ岬」「蒲入」「伊根郵便局前」のいずれかでOK。
詳細は「伊根町観光協会」ホームページから！